吟味した素材と菓匠の技が生きる叶匠寿庵の菓子を詰合せました。
【あも】
味と香りがよく、皮が薄くて口当たりのよい「丹波大納言小豆」。
その小豆をじっくりと時間をかけて糖蜜をふくませ、手炊きをしています。
職人はその日の小豆の状態、気温湿度に合わせて炊き方を加減し、ふっくらと艶やかな餡をつくります。羽二重餅はとろけるようにやわらか。小豆はやさしくほどけます。
【閼伽井(黒蜜きなこ)】
コシのあるしっかりとした羽二重餅に、深煎りした滋賀県産大豆のきな粉をまぶし、香り高く仕上げました。
【閼伽井(抹茶)】
コシのあるしっかりとした羽二重餅に、ほのかな甘みをもつ近江朝宮茶の抹茶きな粉をまぶしました。
【あも(栗)】
とろけるようにやわらかな求肥に焙煎した栗を練り込みました。
香ばしい栗で秋一番の味覚をお楽しみください。
【栗山家(くりさんが)】
小豆の煮汁を加え、丁寧につくったこし餡の羊羹生地は風味豊か。
中には栗の甘露煮をまるごと一粒入れました。
【深山守(みやまもり)】
雪が深々と降り積もる里山に、春をまちわびる情景をあらわしました。
柚子の香りが広がるやわらかな道明寺羹で、北海道産小豆のこし餡を包んでいます。
【一壺天(いっこてん)】
ほっくり炊き上げた栗を、極上の「丹波大納言小豆」で包みました。
壺中、天あり。小さな壺の中にも無限に広がる大宇宙は存在している、と説く中国の故事に着想を得、菓子をつくる心が豊かであればその味わいは深い、そんな意を込めてつくりました。
【季折(ときおり)】
芋羊羹にきざみ栗を混ぜ合わせ、こし餡の羊羹と二層にすることで秋の実りをあらわしました。
【標野(しめの)】
自家梅蔵で熟成させた甘い香りを放つ城州白梅に、赤色が鮮やかな梅の品種「露茜(つゆあかね)」を加え、寒天でとどめました。稜線を描いた象(かたち)は蒲生の丘を想像させます。
※一壺天の賞味期限変更の時期は外気温の状況により変わる場合がございます。
※予告なくパッケージの仕様変更をさせていただく場合がございます。