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『あも(蓬)』のご紹介

あも(蓬)

あも(蓬) Amo yomogi

滋賀県伊吹の山麓で育った蓬を香り豊かで
色鮮やかに、そして味わい深く求肥に練りこみました。
口の中でやさしく広がる小豆と蓬の風味を
ご堪能ください。
[ 販売期間:2023年6月下旬まで(予定)]
あも(蓬)

あも(蓬)を販売するにあたり、滋賀県伊吹山麓に「叶 匠壽庵 伊吹農園」を拓きました。
地元の方に農園を管理いただき、あも(蓬)を作ることができます。

伊吹山は滋賀県と岐阜県の県境にあり、シダ植物以上の維管束植物は1300種類が分布し、そのうち薬用植物は280種類と言われ、古来より「薬草の宝庫」として名高いそうです。
戦国時代には、織田信長公がこの地に薬草園をひらいたと言われています。

あも
味と香りがよく、皮が薄くて口当たりのよい「丹波大納言小豆」。その小豆をじっくりと時間をかけて糖蜜をふくませ、手炊きをしています。職人はその日の小豆の状態、気温湿度に合わせて炊き方を加減し、ふっくらと艶やかな餡をつくります。

「あも」へのこだわり

素 ─ 生産者に向き合う ─

「丹波大納言」 「丹波大納言」
全国収穫量のわずか1%という希少な丹波大納言小豆の中でも、最高品質の小豆です。
表皮が薄くて口当たりが良く、煮ても腹が割れにくいのが特徴で、古来より高く評価されてきました。
叶 匠壽庵が丹波大納言小豆を仕入れるのは、豆類を扱って150年の老舗 小田垣商店様。
熟練職人の目と手選別によって選り分けられた、高品質のものだけを使用しています。
「天然糸寒天」 「天然糸寒天」
手炊きしたみずみずしい餡を、ほろほろとほどける食感になるようそっととどめる寒天。
冬の朝、凍てつく寒さの中で干された寒天をじっくり乾燥させる伝統的製法で
糸寒天を作りつづけて100年の小笠原商店様に、あもに合うように作っていただいている
こだわりの天然糸寒天です。
「羽二重餅」 「羽二重餅」
口の中でほどける小豆と同じやわらかさに仕上げる羽二重餅。
とろけるようなやさしさはまさに職人技。
絶妙なバランスを保つため季節に合わせ素材を使い分け、餡を際立たせるよう、
すっきりと仕上げています。

「あも」へのこだわり

業 ─ 職人はひとつひとつ丁寧に ─

「丁寧に仕込む」 「丁寧に仕込む」
小豆を洗浄し、蒸気釜で炊く。
ムラにならないように硬さを見ながら、均一に熱を入れます。
丹波大納言小豆の薄い皮が破れぬよう、最後はじっくりと蒸らすことで
口当たりの良い皮に仕上げます。
「じっくり、蜜漬け」 「じっくり、蜜漬け」
この時点で餡の出来が決まると言われるほど大切な蜜漬け。
叶 匠壽庵ではじっくりと一晩かけて蜜を小豆にふくませます。
あつあつのまま砂糖と一緒に煮るのではなく、糖蜜に漬けながらゆっくりと休ませることで、
粒がつぶれずに甘さがしっかりと浸み込んだ小豆になります。
「こだわりの手炊き」 「こだわりの手炊き」
餡場に並ぶ六升の銅釜は炊きあがりの色の決め手。
やわらかな丹波大納言小豆の粒をつぶさぬよう、職人が手炊きします。
全国に店舗を構える和菓子屋の中で、自社で手炊きを貫く企業はほとんどありません。
熱が入りすぎる前のぎりぎりを見極め、「いい」加減で混ぜる。
職人の繊細な業が、つややかで美しい餡である所以なのです。

「あも」の種類

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「あも歌留多」

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